先月、決算のご報告に佐賀のトマト農家さんを訪問しました。
その農家さんは夫婦2人で高糖度のトマトを栽培されています。
とても甘くて美味しいトマトで私たちスタッフもいつも収穫時期を心待ちにしており、冬の寒さを越えて美味しいトマトが実った際には皆で共同購入をしたりしています。
今回お伺いした際には、お二人の新たな挑戦についてたくさんお話しを聞かせていただきました。
お二人の新たな挑戦というのは、トマト栽培で培ったノウハウを活かしたフリルレタスの生産でした。トマトの生産は1年のうち収穫時期が限られているため、収穫のない時期をどう乗り越えるかが毎年の課題でした。
トマトと違い、レタスは1年を通じて比較的安定して生産ができるようで、思い切って生産に着手してみることにしたそうです。
なんと、レタスの栽培コートは社長の手作りなんです。
しかしながら、納得のいくレタスを作るためにこの1年は試行錯誤の連続で、様々な人の助けを借りながら、ここ最近やっと立派なレタスが実るようになったそうです。
ここ数年のコロナ禍、世界情勢不安による原材料高騰等で、どの会社さんも今までよりも思い切った変化を求められることが多くなったように感じています。
そんな折、お二人の前向きなお話しを聞けて、私たちもとても勇気づけられる思いでした。
帰り際にハウスの中を見せていただいたのですが、青々としたレタスが元気いっぱい育っていました。お土産にもらったレタスは葉が柔らかくて、そのまま食べてもしっかり味がするほか、お肉や生ハムと一緒に食べても絶品でした。
これから佐賀県内の道の駅や福岡県内の飲食店等新たな販路も増やしていくようですので、色んな場所でお目にかかる日も遠くないかもしれません。
お二人の新たな挑戦が大きな実を結びますよう、私たちも応援していきたいです。