11月も末日になり、2025年もいよいよ30日程度となりました。この時期になると、年末調整等で忙しくなることに加え、税理士試験の結果発表日が近づいて来るため、なかなか心落ち着かない日々が続きます。
令和7年度試験は11/28(金)が発表でした。昨年から科目合格者も国税庁ホームページに受験番号が記載されることとなり、当日に結果を知ることができるようになりました。
昨年は昼休みに1人でこっそり確認しましたが、帰路でかなり落胆しましたので、業務が終わって自宅で確認しました。結果は昨年同様でしたが、今年は国税庁ホームページに気になる記述がありました。それは令和8年度試験から「専用サイトの開設」についてでした。
令和8年度(第76回)税理士試験から、税理士試験の申込み、結果通知の確認及び各種申請をオンラインで行うことができる専用サイトが開設されるとのことでした。従来の税理士試験に関するオンライン手続きはe-Taxによるものでしたが、専用サイトの開設のため、すべてのオンライン手続は2026年3月31日をもって終了することとなっています。なお、専用サイトでできることは以下の内容となっています。
オンラインでできること
受験申込み
(受験者情報、受験地、受験科目の登録など)
顔写真や受験に必要な証明書のアップロード
申込内容の確認
受験票のダウンロード等
ただし、受験手数料の納付には受験申込後にダウンロード可能となる専用の添付台紙に印紙を貼付し郵送する必要があります。
今まで書面で作成していた「受験申込書」や「受験願書」をオンラインで作成することができます。また、受験申込書に必要な証明書等は、申込画面にアップロードすることで、提出することができます。これにより、受験申込書の入手はかなり容易になるように思えます。
受験者の心情としては受験申込書の入手よりも、合格を容易にして欲しいところですが、70年以上続いている国家資格ですから、やはり妥協できないレベルがあるのだと感じます。来年こそはそのレベルに到達できるよう引き続き精進していきたく思います。
