10月29日(火)18:30~ 税理士会福岡支部主催の研修会が開催されました。
この研修会は、年に3回程度税理士の方はもちろん、事務所職員の方も参加できる研修会となっております。
今回のテーマは「税務調査をめぐる諸問題の検討-その傾向と対応策-」という内容でした。
国税局や税務署の組織と担当の役割、調査の種類などの説明から始まり、
調査時や調査後の対応について、限られた時間ながら丁寧な説明をしていただきました。
調査を実際に立ち会ってみると、調査官の言われたとおりに資料提出などの要求に応じなければという
感覚に陥りやすいのですが、任意の要求も多く、そういう内容の確認をしたり、
調査後の主張できる権利についても説明を受けました。
講師の先生は、元国税庁職員で調査をする立場でもあり、現在では税理士で調査を受ける立場も経験して
重加算税や青色申告の取り消しのケースを法律条文や先生の実体験をもとに
お話しされたのが印象的でした。