こよみ

  • 2024年2月10日
  • 2024年2月10日
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①「立春」といえば、暦の上では春になり、これから徐々に暖かくなってくると思いますが、この「立春」というのは、24ある季節・気候の区切りの1番目であり正月節とあらわしたりする別の意味での1年の始まりです。
 まだ、今年のスタートを切れていない人にとっては、気持ちを新たにするチャンスです。

②2月11日は「建国記念の日」です。「の」がつくので間違わないでください。
 由来は初代神武天皇(今の天皇は126代目)が紀元前660年1月1日に即位した日でこの日付は旧暦(太陽太陰暦)であったため、新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)に計算しなおした日付が2月11日だったとのことです。この時、お隣の中国では春秋戦国時代でまだ秦の始皇帝が出てきていない時代です。
 ちなみに、この旧暦と新暦について調べると明治5年12月2日(旧暦)の次の日が明治6年1月1日(新暦)約1カ月ワープしていることがわかりました。
 現代でこんな調整をしていたらとんでもない混乱が出ていたでしょうね。

③今年は「4年に1度」のうるう年となっています。
皆さんご存じのとおり、西暦の年が4で割り切れる年に2月29日があります。でも、この「4年に1度」というのは正確には3%間違いなのはご存じでしょうか?
 今使っている太陽暦(グレゴリオ暦)では、西暦の年が100で割り切れる年はうるう年は無く、400で割り切れる年はうるう年があるというきまりになっています。地球の公転周期は365.2422日となっており、太陽暦との誤差は400年でなんと約26秒しかないよくできた暦です。
 また、例を挙げると24年前の2000年はうるう年があり、76年後の2100年はうるう年がありません。私は2100年はさすがに生きていないと思いますが・・・


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