『Believe』

2023年8月25日から、フィリピン・インドネシア・日本(沖縄)で開催されていた男子バスケットボールW杯は、強豪国のアメリカやオーストラリアを破ったドイツ(FIBAランク11位)の初優勝で幕を閉じました。

この大会で、日本男子チーム(FIBAランク36位)は、1次ラウンド(予選)で勝ち上がることが出来ずに順位決定戦へと進みましたが、結果としては、全32チーム中で、19位となりました。 【戦績 一次ラウンド:1勝2敗、順位決定戦:2勝0敗】

全体順位では好成績ではないように思いますが、1次ラウンドでのフィンランド(ランク24位)への勝利は、最大18点差を最終クォーターでの逆転勝利であり、世界大会での勝利は、なんと17年振りでした‼ また、順位決定戦でのベネズエラ(ランク17位)にも、最大15点差を、また最終クォーターで逆転し、勝利。同じく順位決定戦での最終試合は、カ-ボベルデ(ランク64位)は、これまでの試合とは違って、第3クォーターまでは最大18点差までリードしていたのに、最終クォーターでは、約8分間、日本のシュートが決まらず、とうとう3点差まで追い詰められ、ラストの2分間で、やっとシュートが決まり始めて、最終的には9点差で無事、逃げ切り‼ この三試合は、良くも悪くもハラハラしっぱなしで、テレビの前に釘付けで応援し、かなり疲れました~。

この大会で、日本は、アジア勢でのトップの結果となり、来年7月のパリ五輪出場が決定しました‼ 開催国枠ではなく自力でのオリンピック出場は、なんと、48年振りとのこと。この快挙を達成した男子バスケチームを率いているのが、2年前の東京五輪で、女子バスケを銀メダルに導いた、トム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)です。そして、男子バスケ選手に最初に伝えた言葉が、『Believe』。この意味は、【自分の力を信じる・どんな相手でも勝利を信じる】だそうです。そしてその言葉をもとに、選手たちが戦った結果、快挙を達成。ベテランから若手選手まで、全員が躍動し、本当にいい試合をしていました。 きっと、来年のパリ五輪でも、世界の強豪相手に大きく羽ばたいてくれることを期待しつつ、漫画【スラムダンク】をまた読み返してみようかな。

            

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